s六道1

あの世とこの世の辻「六道珍皇寺」

今年の2月の参拝でした。
第49回「京の冬の旅」という文化財特別公開の案内が目にふれ、「あ~行きたいな・・・京都・・・」と一人言。
「そういえば、未来の住職塾の体験会が京都じゃないですか!」
午後からの体験会だし、午前はフリー!近隣で、行ける「京の冬の旅」はないかと・・・
ありました!選んだのは「六道珍皇寺」。そんな感じで選んだ参拝でした。

空也上人で有名な六波羅密寺を以前に参拝したことがあり、「なんか名前似てるな・・・同じ系列のお寺なのかな・・・」なんて思ってました。
しかしながら、いろいろ調べていくうちに非常に興味が湧き、早く行ってみたいという気持ちになりました。

今回の特別公開は、ご本尊の薬師如来さまでした。お薬師さまのお姿も素敵でしたが、何よりこのお寺で有名な「六道まいり」そして、なんと言っても小野篁の伝説がとても印象に残りました。

京都には、釈先生も聖地巡礼でお話ししてますが、異界への扉があるらしいんですね。蓮台野(船岡山)から鳥辺野(六道辻)まで。・・・・・・・・本の中では、千本ゑんま堂や大谷本廟のお話もあり、当時の「人の世の無常」を知ることのできるお話まで載っております。

で、私が印象に残った小野篁の伝説の話にもどりますが、彼は、平安時代、宮廷官人として働いていたらしいんですね。そして、夜になると、なんと地獄に行って閻魔様にお使いするお仕事をしていたらしい・・・。結構、ハードな生活ですね(笑)
ということで、お寺には、「冥土通いの井戸」「黄泉がえりの井戸」として残っているようです。
このような伝説が残るのも、平安時代、当時の墓所「鳥辺野」へ行く道筋に、このお寺があったからのようです。

もうひとつ「六道まいり」についてですが、ご先祖さまを祀る報恩供養だそうです。五山の送り火の終わる日に行われるそうです。
「墓所の鳥辺山の麓で、俗に六道の辻と呼ばれた京の東の葬送の地であったことより、まさに生死の界(冥界への入口)であり、お盆には、冥土から帰ってくる精霊たちは、必ずここを通るものと信じられたからであろう」とホームページで説明頂いております。

あの世とこの世の境目、自由に行き来できたらいいな・・・なんて思ったりするけど、命ある身としては、できないからこそ、ご先祖さまをお迎えするのかもしれませんね。
短時間の参拝でしたが、感慨深く心に残る参拝でした。
合掌。
今回、お写真を撮りませんでした。。。
s六道2s六道3
「六道」とは・・・
仏教の教義でいう地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道の六種の冥界をいい、人は因果応報により、死後はこの六道を輪廻転生する(生死を繰返しながら流転する)という。 この六道の分岐点で、いわゆるこの世とあの世の境(さかい)(接点)の辻とされてきた(「六道珍皇寺HPより」
ご住職の記事
http://souda-kyoto.jp/knowledge/kyoto_person/vol26_01.html
六道珍皇寺さんの新着情報とアクセス
http://www.rokudou.jp

京都府京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595

京都府京都市東山区小松町595