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嵐の結縁灌頂@高野山

今年は、弘法大師空海さまが、高野山を開創されて1200年にあたる年なんですね。
高野山では、1200年の記念催しがたくさん行われております。
特に4月2日から5月21日までの50日間は、弘法大師さまが残した大いなる遺産に感謝を込めて大法会が執り行われました。もちろん、阿字観や写経、ご開帳も。金剛峯寺のご本尊弘法大師座像は16年ぶり、壇上伽藍金堂のお薬師さまは、なんと80年ぶりだったそうです!そして、胎蔵界結縁灌頂!

私は、スケジューリングしました。年度末をのりきれが、休みがとれる!その休みを使って、高野山に参ろう。そして、結縁灌頂を体験してみよう、仏さんとのご縁をっ!と、
参拝日を結縁灌頂スタート日の4月3日に決めました。。。ちなみに1日前の4月2日は、1200年記念のスタート日で、大法会。

はい、4月3日当日、なにやら、曇り空、天気予報は午後から雨・・・・。
朝一、お仕事が入ってしまい、出遅れたのですが、12時頃、高野山駅到着。現地は・ポツプツと降り始めてしまいました。バスを降りて、歩いて結縁灌頂現場の大師教会へ。すでにザザブリ。。。
「なんてこった。大雨やん、ほんまレインマン・・・」ぶつぶつつぶやきながら、申込をすませ、受付のお姉さまからの一言・・・2時間待ちです。。。「え~~、どっひゃ~」「マジで~」。
そりゃそうですね。地方からたくさんの団体さんがお参りです、そりゃそうです。。。

私は、時間待ちを余儀なくされ、雨の中、歩いて、金堂に行くことにしたのですが、もうそのころ、雨は大雨、風は台風?のごとく、吹きまくり、所謂「嵐」状態。
それでも前へ進もうとしたのですが、私の高価でないビニール傘は、嵐に負けてしまい、一瞬にして、傘の骨が逆に上がり、ビニールは骨から剥がされ、骨は折れ、見るも無残な状態、そして、私はずぶ濡れ。。。観光バスのでっかい駐車場にある電話BOXに逃げ込む。そして、傘を再度、編んで、もう1度チャレンジ!。結果、傘は、またもや一瞬にして、先ほどより酷く、虚しく、つぶれ飛ばされました。。。

仏さまとご縁を結ぶことは、こんなにも試練のあることなのか・・・。あ~足つめたい。。。

そんな嵐の中、2時間を過ごし、やっと本番がやってきました。
約1時間くらいの結縁灌頂、結果「大日如来」さまと無事、ご縁を結ぶことができました。
結縁灌頂とは、「仏の世界を表す曼荼羅に花を投じることで仏様とご縁を結び、本来もっている仏の心と智慧を導き開く儀式」(高野山ページより)です。
私の感想は、最終のクライマックスに向けての演出がとても怖かったことが本音ですが、最後には、ありがたく嬉しい気持ちになりました。
その儀式の前に、お授戒の儀式がありました。

不殺生:生きとし生けるものを殺さない
不偸盗:人の物を盗まない 
不邪淫:倫理を失った関係を持ってはいけない
不妄語:うそをつかない
不綺語:お世辞など、無益なことを言わない
不悪口:悪口をいわない
不両舌:二枚舌を使わない
不慳貪:欲張らない
不瞋恚:怒らない
不邪見:間違った考えは起こさない

仏さまの示された戒めの教えを阿闍梨さまから直接頂く儀式。
私としましては、なかなか守ること難しいです。。。。しかしながら、こういった戒めは、みんなが守ることができたら、素晴しい社会ができるという仏さまの教えなんですね。ありがたいですね。
一つ一つ紐解いていくと、自分の中に落としこめるかもしれませんね。

4月2日の大法会は、心地よい快晴に恵まれていいスタートがきれたようです。しかし、4月3日の私の参拝日は「嵐」に終わりました(笑)
快晴でも、大雨の嵐でも、どんな天候であれ、弘法大師さまは、高野山にいらっしゃいます。できればいい天気にお会いしたいものですが。。。ちなみにその前の参拝は大雪でした・・・。
皆さんも「嵐の高野山」参拝、おすすめです。ありがたさ度アップです(笑)
次回は快晴を祈りつつ、内なる仏に気づけますよう、日々、励みます。

高野山での体験行事
http://www.koyasan.or.jp/experience/
2015年秋の結縁灌頂やご開帳の情報
http://www.nankaikoya.jp/event/koyasan1200/event/index.html#02
高野山へのアクセス
http://www.nankaikoya.jp/event/koyasan1200/access/
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和歌山県伊都郡高野町高野山132