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観音信仰を体験して思うこと-日本人が忘れかけた仏さまの慈悲-

兼ねてからの念願かない、お世話になった滋賀の友人に「長浜」を案内頂きました。非常に心に残る参拝になりました。ありがとうございました。

私が長浜に惹かれる理由は3つありました。
1つ目は、観音信仰
2つ目は、戦国武将
3つ目は、井上靖・白州正子

長浜に行って、感じたことは、井上靖さん、白州正子さんが、書きたくなる気持ちが非常にわかるような気がしました。というのも、観音さまとの距離が近い。仏さまを拝観できる距離のことではなく、何かしら、側に居てくれてる感じがする。話かけてみたくなるような親近感を感じる。今までの拝観で味わったことのないような不思議な感じがしました。そのような観音さんに、お二人も魅了されたんだろうな。

とにかく観音さまを中心に家族ぐるみで助け合ってきた地域。現地の方、会う人会う人、皆いい人ばかり!人情味が溢れてました。このまちって犯罪事件とか起こらないんじゃないの?って思うくらい人がいい。非常にあたたかい。イタズラした子どもに対して「そんな悪いことしたら、観音さんに叱られるよ!観音さん見てるよ!」って言うらしいです。
そのフレーズにはマイリマシタ。

しかしながら、戦国時代は戦場のメッカ。大きな合戦としては、浅井長政VS織田信長 姉川の合戦/信長後継者争いの賤ヶ岳の戦い、その他多数の兵火。その中を住職・住民の皆様は命がけで仏さまをお守り抜かれたんですね。
現在の賤ヶ岳近辺は、なんとものどかで、ゆっくり時間が流れるような雰囲気でした。

空気が美味しい。山々がきれい。
小さな川だけど、魚が悠々に泳いでる。
オオサンショウウオも生息しているらしい。。。ほんとに自然が素晴らしい!

今回、観音信仰を肌で感じる1日になりました。
過去、数々の参拝をしてきましたが、信仰というものが、どういうものなのか自分の中で明確化されていませんでした。しかし、こんなに解りやすく、人の気持ちを動かす素晴しいものであるということを、高月・木之本に来て、感じることができました。とても幸福感を抱きました。
信仰とは難しく考えるものではなく、「いかあっても仏さまに守られている。。。」「拝ませて頂いてありがとうございます」と感謝の心を持つことですね。
日本人が忘れかけた仏さまの慈悲を信じ、敬う心。私の心の奥の方で少し、ざわっとしました。恥ずかしい気持ちになって、手を合わせてるしだいでした。
合掌

仏教と人々、お寺と人々、このご縁はきってもきれないご縁。人々に必要とされる仏教。仏教と人々をうまく交通整理ができたらいいなと思います。そんなヒントが観音の里にあったような気がしました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

今回案内頂いたお寺
国宝十一面観音 渡岸寺観音堂(向源寺)
高月観音の里 歴史民族資料館
井上靖「星と祭」の舞台 石道寺
山岳仏教の聖地跡 鶏足寺(旧飯福寺)跡
湖北仏教のメッカ 己高閣・世代閣
転利(コロリ)観音 赤後寺
守られ続けた 西野薬師堂
超珍しい!千手千足観音 正妙寺
各お寺はまたおいおいご紹介させて頂きますね。
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