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お盆

仏壇のない家で育つと「お盆」という慣習に触れることがありませんでした。
核家族で育つと誰しもそうかもしれません。

私の場合、昨年から「お盆」の行事にご縁ができました。
故人、ご先祖さまをお迎えする儀式。とても日本人らしい温かみのある慣習だなと実感しております。

お盆という行事を体験すると、故人はそれぞれの心の中で生き続けるものと実感致します。一番、その思いが強く、近くなる期間、それがお盆なのでしょうね。

私は、今、生かされている命を、ありがたく感謝する間もなく、日々、自分が勝手に決めた自分軸の中で過ごしています。ご先祖さまは、「そっちじゃないよ、こっちだよ」って、声は聞こえませんが、感じてほしいと、違う形で、道しるべを現してくれているのですが、感謝の少ない私には、そのありがたいお声も無視する形で我がままに生きています。

そんな私もこの「お盆」というシュチエーションに、今、自分がいることのありがたさと、故人・ご先祖さまに対して感謝の気持ちでお迎えさせていただける心になれる。
暑いですが、なんともノスタルジックを感じる季節、堤燈、手を合わす人々、それぞれの感謝・故人との会話。塔婆・経木、お花・お酒。そして「ともし火」。

お盆だけでなく、日々、ご先祖さまに感謝が必要だと、自分を戒める。
だけど、この「お盆」があるからこそ、そう思うのかもしれない。もし、先祖をお迎えするこの日本人の良き慣習が、なくなってしまったら、人の心って、荒んでいってしまう気がする。

お盆に触れることができて感謝です。
お迎えして、お送りする、おもてなし。
また、来年。もっと感謝できる自分になっていたいと思う今日この頃でした。
感謝。